⊛綺麗な花が咲くサボテンを育ててみたい

サボテンや多肉植物の花は、その独特の光沢感をはじめ他の植物の花とは一味違った特徴が在り誰もが魅了されてしまいます。

サボテンの花を咲かせるというと難しそうな印象がありますがここでは花の美しさはもちろんのこと比較的に開花させやすい種類を紹介します。

開花が美しく比較的花付きの良い種類というのは中型の球サボテンに集中しており

カマエケレウス属の「白檀」エキノプシス属の「短気丸」「長盛丸」ギムノカリキウム属の「緋花玉」「海王丸」などは初心者にはお薦めです。

⊛個性的なトゲを持ったサボテンを育ててみたい

サボテンといえばやっぱりあのトゲトゲが特徴でしょう。そしてそのトゲもじっくり見てみると実にいろいろな形や色のあることに気が付きます、長さ数センチに及ぶ長いトゲからわずか数ミリの短いトゲ太くて堅いトゲや柔らかいトゲ綿のようなトゲ釣鐘みたいなトゲまるで蜘蛛やワラジムシなど虫のようなトゲ色も赤や白、黄色、黒色とさまざまです。

エキノカクタス属の「金鯱」は黄金色 フェロカクタス属の「赤鳳」「巨鷺玉」などは燃えるような赤色でいずれも強いトゲを持っています。

一方球体の肌が見えないほどに白くて細かいトゲをまとっているグループもあります。

マミラリア属の「白星」や「明星」はまさに綿毛のような白色のトゲを纏っています。また同属の「玉翁」やケファロケレラス属の「翁丸」などは長い白髪のようなトゲを持っていてまるで長老の様な風格を感じます。

いずれにしてもこの様に多種多様で美しい色や面白い形態のトゲを維持するためには十分に日に当て通風を図って育ててあげて下さい。

⊛不気味可愛い形のサボテンを育ててみたい!

サボテンの多くの種類で出現する形態的変化はとてもおかしく、これらはまさに不気味かわいい対称といえます。

こういった変異は専門的には「石化」と呼ばれてる突然変異の現象です。

「石化」とは本来成長点を中心に伸長するもの、つまり上え上えと伸びて行くはずの植物が何らかの要因によって生長点である先端部が水平方向に屏風状に発達していく現象のことです。

石化サボテンとして比較的多く出回っている種類には    アミウリア属の「金手毬関」ケレウス属の「石化獅子」「岩獅子」ロフォケレウス属の「福禄寿」などがあります。

⊛食べられるサボテン・多肉植物を育てたい!

サボテンが食べられると聞いて驚く人がいるかも知れません。しかし原産地周辺の町で少なからず食用にされています。  もちろん主食ではなくピクルスや砂糖漬けといった曙好品としての利用が多い様ですが日本でもサボテン公園を訪ねるとサボテンジュースをはじめ団扇サボテンの茎筋の入ったスープやカレーなどと食べる事が出来ます。               その他団扇ステーキは比較的知られてます。         ドラゴンフルーツの果実はその名の通りフルーツとして人気です。                           お酒ではサボテン焼酎、テキーラまでが日本でも知られています。なかでも薬用、美容そしてゼリーなどで用いられているアロエの仲間は日本でもお馴染ですね。